学に恋して 〜アカデミズムの扉を開く〜

勉強が趣味の一橋大学経済学部1年生が、日々様々な人から学んだことを綴ります。

姉妹喧嘩の顛末Part1

 

みなさんこんにちは。ゆでたまごです。

前回までの連載はちょっとディープな経済思想ネタだったので、今回は私の日常の出来事をご紹介させて頂きます。私は7歳下の妹がいるのですが、今小6ということもあり思春期スタート!なお年頃なんですよ。それで、最近私のいないところで母に私への不満をぶつけているらしい、と母から言われまして。受験生時代から妹にはずいぶんわがままを通していたのですが、あ、私が(笑)。そのとき、受験勉強を通して覚えた論法を駆使してまるで正しいことを言っているかのように妹を丸め込んできたんですね。(あー、知識の乱用ですね。いやなお姉ちゃんやー。)

妹が、その理不尽さに気づいてしまったらしい・・・。(゜゜)アワアワ

私としては、「ついにバレたか。これはマズいぞ。」(←心の声)という感じなのですが、まあ口は勝手に動くもので、「言い返したかったら、きちんと勉強して反撃してごらんなさいよ!」とかなんとか出まかせを言い、超絶不満顔の妹をいきなり言いくるめました。

もう妹は何も言ってこないので、ほっと一安心していたのですが・・・

 

「お姉ちゃん。単文複文重文の勉強したよ」

 

なぬぅ!?

 

どうやら妹は母に相談し、私に言い返すためにまずは日本語文法を学びなおすという戦略を立てたようです。

たしかに妹の日本語は主語と述語の対応が間違っていることが多かったんです。例えば、「今日ね、友達が私に『OOちゃんのアクセサリーかわいいね』って言われたんだよ!」とか、しょっちゅう言ってましたね。この文の主語と述語を抜き出すと、

「友達が」 「言われた」なんか不自然ですね。動作をしたのは友達で、されたのは妹です。文の最初では、「友達」が主語になっているので、文の最後では、「言った」にすればいい感じの日本語になります。もしくは、文の最初を「私が」にして、文の最後をそのまま「言われた」にしても、自然な受け身の文になります。ですが、「友達が言われた」の文では、友達に尊敬語を使ってしまうことになります。べつに友達に尊敬語を使ってもいいんですけど、本人の伝えたいことが上手く伝わりづらいです。ちなみに私は、「なんで友達に尊敬語使ってんの(真顔)」とかマジレスしてたんですけどね。笑

私に言い返すための第一歩として、まずはそういった日常会話の文法ミスをなくそうかーという話を、母と妹でしたそうです。

そして、妹はその日勉強した知識を私に話し始めました。

さあ、JS6(普通の公立小)が理解した単文、複文、重文の内容とはどんなものなんでしょうか。そして、悔しさをばねに勉強を始めた妹に対して、私は姉としての威厳を保てるのでしょうか?次回に続く

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