学に恋して 〜アカデミズムの扉を開く〜

勉強が趣味の一橋大学経済学部1年生が、日々様々な人から学んだことを綴ります。

姉妹喧嘩の顛末Part 2

みなさんこんにちは。ゆでたまごです。

最近雨が多いですね。私は昨日も今日も天気予報を見なかったので帰る時間にちょうど雨でした☔️  雨って冷たいですね。

そういえば冷たい姉に対抗する熱い妹の話の途中でした。この後どうなったんだろう?って気になってる人がいたら嬉しい限りです。どこにでも居る普通の小学6年生が理解した文法とはいかに・・・?

 

妹は『ちびまる子ちゃんの文法教室』を読んで勉強し、その内容をノートにまとめたようです。そのノートを見ながら私に説明してくれました。

妹:「お姉ちゃん。単文複文重文の勉強したよ。単文は、文の中に主語、述語が一回ずつしか出てこない文。複文は、どちらかの主語、述語の組み合わせが対等な関係・・・あ、なんでもない。どちらかの主語、述語の組み合わせが修飾語になってる、いやなっている文。修飾部分を取ると、単文になる文。重文は、主語、述語が二回以上出てくる文。どちらかが中心ていうわけではなくて、内容が釣り合っている。おしまいです。」

 

私:「なるほどなるほど。がんばって写したね(笑)。例文とかってないの?」

 

妹:「ありまーす。単文は、

花が、咲いた。

複文は、

私が植えた花が咲いた。

重文は、

花が咲き、鳥が鳴く。  おわり。」

 

私:「うん。もうちょっと説明してよ。」

 

妹:「えー、もうない。あ、これならあるかも。主語、述語2回以上出てくる文は、複文か重文のどちらかです。まずは、主語と述語を見つけましょう。それぞれの文の組み立てを覚えるには、主語と述語の関係を見ることが大事なんです(棒読み)。」

 

私:「はいはい。まるまる写したね。」

 

妹:「はい。ちびまる子ちゃんだけに。」

 

てな感じで、妹の学習発表は終わりました。実際私も、単文複文重文のことはほとんど知らなかったので、いい勉強になりました。後々、文とは、読点(。)で終わる、意味が通るひとかたまりのことだと知りました。それをもとにすると、単文は1文の中に主語と述語がそれぞれ1回ずつしか出てこない、一番シンプルな文ですね。先ほどの例文であれば、

    主語:花が  述語:咲いた

であることがすぐに分かります。シンプルなので言いたいことも分かりやすいですが、飾りが少なく面白みが足りない気もします。

複文は、文字通りちょっと複雑な文です。先ほどの例文「私が植えた花が咲いた。」であれば、主語と述語は変わらないのですが、「私が植えた」花 というように、花という言葉を「私が、植えた。」という単文が修飾しています。さっきの単文よりちょっとオシャレになりましたが、たくさんある 主語と述語の組み合わせ のうち、どれがどこを修飾していてどれがメインの主語・述語なのかが分かりづらくなってしまいました。

重文は、複文とは違ってメインの主語と述語の組み合わせというものはありません。「花が咲き、鳥が鳴く。」の文であれば、「花が咲く。」という文と「鳥が鳴く。」という文の二つが並列の関係にあります。

 

言葉足らずの説明でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。いつもの調子で始まった姉妹喧嘩が、こんな風に展開するとは思ってもみませんでした。普段は妹に対しては私のほうが物知りだと思って偉そうにしていましたが、今回の「単文複文重文」については、私は全然知りませんでした。今もまだわからないところが多い状態で、ぼけっとした解説になってしまいました。私のうろたえている姿を見て、妹もずいぶんご満悦でした(笑)。まだまだ反撃は続きそうです。また何かあれば書かせてもらいます。

まだたンぶん十分な内容を含ブんではいないと思いますが、ここらへんで一区切りつけたいと思います。ありがとうございました。