学に恋して 〜アカデミズムの扉を開く〜

勉強が趣味の一橋大学経済学部1年生が、日々様々な人から学んだことを綴ります。

フルートをだれにあげる?Part1

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こんにちは。ゆでたまごです。先日経済学のテストがあったので、投稿が遅れてしまいました。一橋大学では経済学部=不真面目って感じで、普段の授業では余裕で席に座れるんですけど、今回は入学後初めてのテストだからなのか250人くらいの大教室がぎゅうぎゅうでした(笑)。テストは予想より難しくて、私含め皆(やばいぞこれは)って顔してました。ちなみに教授は「みなさんできましたか?(ニヤニヤ)」って言ってましたね。 してやられたー

 

同じ日にまた経済思想の授業がありました。105分の授業はそれはそれは長くて、コックリコックリしながら聞いていたのですが、後半あたりで教授が言いました。

「ここにフルートが1本と、A,B,Cの3人の子供がいます。このうち1人だけにフルートをあげます。」

また来たー、唐突な例。お偉い経済学者が考えたらしいんですが、なんか時代が違うな感満載の話ですね。とりあえず言われたシチュエーションで一緒に話に付き合ってください(笑)。

「ここにフルートが1本と、A,B,Cの3人の子供がいます。このうち1人だけにフルートをあげます。A君はフルートを作った子供です。B君はフルートをふくのが1番上手な子供です。C君はフルートを作ったわけでもなく吹くのが1番上手なわけでもありませんが、ほかに何の遊び道具も持っていません。さあ、あなたならA君、B君、C君のうちだれにフルートをあげますか?」

なんという奇妙な状況なのでしょうか。3人でかわりばんこで使うとか、じゃんけんで決めるとか、そういうことをしてはだめなようです。そして、経済学で1番大事な考え方は「合理性」です。何かを考えるとき、「一番合理的な選択」を見つけるゲームのようなものです。ですから、今回の「フルート問題」についても、なんとなーくで考えていいんですけど、自分の答えがなぜ合理的かをこじつけると一気に経済わかってる人っぽくなります、多分。

みなさんがもしフルートをあげる側だったら、A,B,Cどの子にフルートをあげますか?暇なときにちょっと考えてみてください。あと、もう少し考えてみたくなったら、自分があげようと思った子じゃない2人にフルートをあげることのできる方法を考えてみてください。

次回に続く

P.S  大変申し訳ないのですが、この記事を投稿した後、私の解釈が間違っていることが発覚してしまいました。何度考えても分からないので、答えがわかるまで続きを書けません。少々お待ち下さい。